FSX.cfgチューニングガイド

この記事では、Microsoft Flight Simulator Xをより快適に動作させるためにFSX.cfg(設定)をチューニングしていきます。対象はFSX SP2です。

*2017.3.08 PCを更新したため、記事を大幅に改訂。


FSXでは、テクスチャ解像度などの主要な設定はGUIを通じて、FSXのソフトウェア内で変更することができます。しかし、それよりも詳細な設定を行いたい場合はFSX.cfgを編集する必要があります。

また、フレームレートを上げたり、動作を軽くしたりといったパフォーマンス設定を行うためにはFSX.cfgの編集作業は必須です。今回は、私の設定を例として、パフォーマンスを向上させるために効果があるであろうFSX.cfgの項目を載せていきます。

とりあえずPCのスペック

CPU Core i7-6700 (定格3.4GHz, TB時4.0GHz)
RAM 16GB
GPU Nvidia GTX1070 8GB
Storage SSD256GB, HDD 1TB

 

チューニングを開始する前に

念には念を、FSX.cfgをバックアップしておきましょう。
(C:Users\[Your name]\AppData\Roaming\Microsoft\FSX\fsx.cfg)

チューニングの際の大まかな手順としては
「設定変更→FPS計測→設定変更→FPS計(ry」となります。

当然ですがFPSを計測する際は同じシチュエーションで行うこと。私のおすすめはPMDG+羽田などの重くなる組み合わせでテストすることです。頭打ちの値が低くなるので比較がしやすくなるかと思います。

さて、いよいよチューニングをしていきます。まず初めにFSX.cfgを削除しちゃいましょう。「デフォルト設定が意外といいじゃん」っていう場合も無きにしもあらずです。

もしFSX.cfgの削除で効果が現れないようでしたら、FSX.cfgをメモ帳などのテキストエディタで開いて、編集をしていきます。

次からはFSX.cfgのセクションごとに、私の設定を例にその一部を解説します。
 

[Main]

DisablePreload=1
デフォルトフライトの読み込みを無効にする。
FSXの起動が高速化するだろう。

FIBER_FRAME_TIME_FRACTION=0.15
値は0.01~0.99の間で設定し、デフォルトは0.33。
値を下げるとフレームレートは向上するが、テクスチャのボケが発生する場合がある。
 

[Display]

WideViewAspect=True
デフォルトはFalse。
ワイドディスプレイを使用しているならTrueに設定する。

TextureMaxLoad=6
デフォルトは6。設定値は必ず3の倍数。
同時にどれだけのテクスチャを読み込むかどうかの設定だが、値が高すぎるとスタッターの原因となる。

TEXTURE_BANDWIDTH_MULT=120
デフォルトは80。
グラボへのテクスチャ転送レートを設定する。
 

[GRAPHICS]

HIGHMEMFIX=1
これは必須項目。設定すること。
テクスチャ読み込みが早くなり、全体的なパフォーマンスが向上する。
「PMDG機がステルス(透明)化する問題」を解消できる。

STALE_BUFFER_THRESHOLD=2147483647
海外フォーラムの設定を参考に導入。
メモリ関連と思われるが、どのような働きがあるかは要検証。

ForceWindowedVSync=0
垂直同期の強制ON/OFF
 

[SCENERY]

SmallPartRejectRadius=4
設定値により、小さなオブジェクトが非表示になる。
 

[JOBSCHEDULER]

AffinityMask=84
マルチコア設定。
Core i7でハイパースレッディングがONの場合は84,OFFの場合は14が推奨される。しかし、環境によっては設定しないほうが良い場合もある。
 

[BUFFERPOOLS]

UsePools=0
ミドルレンジ以上のグラボなら0で良い。

RejectThreshold=524288
524288, 262144. 126976, 98304, 65536の値で設定する。
それぞれの環境で最適解が違うため、それぞれの値で試行してみる。

おわりに

FSX.cfgの設定を行ってみていかがだったでしょうか。基本的にはGUIで設定するのですが、そこでは設定できない値を中心にこちらで紹介しました。トライ・アンド・エラーで自分の環境にあう設定を見つけてみてください。

Last-update : 2017/03/08

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。